【書店巡り】書院 SHOIN | 啓林堂書店 近鉄奈良駅すぐ

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 近鉄奈良駅周辺で面白そうな本屋がないか、ネットで検索すると出てきたのが『書院 SHOIN』という名の「滞在型ブックカフェ」。こんな良さそうな書店が奈良にあるとは。期待に胸を躍らせながら、昨日初めて行ってきた。

 外国人観光客が多く、年初から賑わいをみせる近鉄奈良駅。奈良公園に近い方の東口改札口を出て、その右手方向にある四番出口の階段を上って道に出た。左の方には歩行者天国のような道が延びていて、どんどん人の流れが押し寄せてくる。右の方には奈良公園へと通じる大きな通りとバスターミナルが見えた。

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完全に観光客シフトの近鉄車輛。中は床が奈良公園の芝生のような黄緑色になっていて、つり革は鹿の形をしていた。

 グーグルマップでは四番出口の目と鼻の先にある感じだったが、前方にあったのは大手銀行の支店。『書院』がどこにあるのか分からず、一瞬うろたえたが、左手方向を見ると、すぐそこに啓林堂書店が。奈良駅のこんなすぐ近くに本屋があったのか、と驚きながら向かっていくと、近くの警備員の人も『書院』が気になるのか、案内板をのぞき込んでいた。『書院』を目指し、書店の中の階段を上る。

 二階に上がると、こぢんまりしたスペースがあった。左手にある受付カウンターで二十代ぐらいの男性が利用方法の説明を聞いていた。使用料は三十分ごとに四百円で、二時間を超えると一律二千円。二階は啓林堂書店につながっていて、そこで売られている本を『書院』カフェに持ち込んで読んでもいいし、持参した本を読むのもOK。ラップトップで作業する事も可能で、無料Wi-Fiも利用できる。

 その上、ドリンクは飲み放題。お茶や清涼飲料水の大きなペットボトルが冷蔵庫に入っていて、置いてあるコップに入れて自由に飲める。コーヒーメーカーがあり、コーヒーはホットでもアイスでも、自由に作って[1]飲める。素晴らしい。

 ブース席を借りることにし、ラップトップを取り出してブログ用の記事を書き始める。まわりが静かどころか、静謐と言えるぐらいの静けさで、キーボードをたたく自分の指の音が気になってしまう。ブースの机は小ぶりで若干窮屈かな[2]と思った。

 気を取り直し、冷蔵庫にあった「なっちゃんオレンジ」をコップに入れて飲むとリフレッシュできた。調子に乗ってコーヒーも作り、ブースに戻って飲みながら文章を書いていると、あっという間に一時間が過ぎる。

お店に置いてあるコーヒーメーカー。使いやすかった。

 せっかくなので啓林堂書店の方も見てみる事に。二階には歴史、社会科学、ビジネス等の本が陳列されていた。あまり見た事がない第二次世界大戦関連の本なども置いてあり、興味深かった。また今度、書店の方もゆっくり見てみたい。船橋洋一氏の『宿命の子:安倍晋三政権クロニクル』も置いてあり、いずれ読んでみたい、と思った。借りて『書院』で読んでみるのも、集中できていいかもしれない。

 もっと長く居たかったが、昨日はもう一つミッションがあったので、精算する事にした。九十分の利用で千二百円。店の前の左手方向に延びる道に出て、次の目的地に向かった。 『書院』は想像以上に快適だった。ドリンクは飲めるし、コーヒーも作れるし。普通のカフェと違い、客同士で会話をしたり電話を掛けたりする人はいないため、静かな空間で集中できる。近鉄奈良駅を出てすぐなのも便利だ。近いうちに是非また来て、『書院』で読書も愉しんでみたいと思う。


[1] 『書院』のウェブサイトに五項目にわたる利用方法の説明が記載されている。最初の三つは「一、書院カウンターで入場札を受け取る 二、お好きな席で、本とともに思いのままに過ごす 三、良質なドリンクを愉しむ」となっていて、それを読んだだけで行ってみたくなった。https://shoin-keirindo.jp/#section-howtouse 

[2] 実はブースは読書用で、ラップトップで作業をする時は壁際のスペースを利用するのが本来の姿らしい。今後来るときはそうしたい。ブースの真横にあった、荷物を置けそうなスペースにも、人が座って読書できるようになっているようだ。https://shoin-keirindo.jp/#section-about

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