
ニューヨーク・ジャイアンツの先発コーナーバックの一人、ドリュー・フィリップス選手のルーキーカード。14日の試合でも先発出場を果たしていたようである。
後6分で、待ちに待ったダラス・カウボーイズの2026年シーズンがついに開幕する。現在、日本時間9月14日(月曜日)午前9:14分である。新生カウボーイズ・ディフェンスは昨年の悪夢を断ち切り、強い守備を見せてくれるのだろうか?そしてケイレブ・ダウンズ選手はどのような活躍を見せてくれるのだろうか。クォーターバックのダック・プレスコット選手とワイドレシーバーのシーディー・ラム選手、ジョージ・ピケンズ選手とのホットラインはシーズン初戦から無事繋がるのだろうか?期待と不安が混在する中、キックオフの時間が刻々と迫る。
今回はニューヨーク・ジャイアンツの本拠地に乗り込む形でのアウェイでの開幕である。コイントスはジャイアンツが勝ち、後攻を選択。キックオフの後、カウボーイズは自陣25ヤードライン近辺から攻撃を開始する。シーズン最初のプレイは何だろうか?昨年同様またもやランである。オフェンシブラインの為にはそれがいいのだろう。1ヤードのゲイン。セカンドダウンのラム選手への左フラットへのパスはインコンプリート。サードダウンでピケンズ選手へのパスが通り、ファーストダウン獲得かと思われたその瞬間、膝が先に地面に着き、1ヤード届かなかったとの判定が下る。結局ダラスはパントし、攻撃権はジャイアンツに移った。
その後、ジャイアンツのオフェンシブラインがグイグイとカウボーイズのディフェンシブラインを押し込み、ジャイアンツはラン攻撃で好き放題、やりたい放題。ランで5ヤード以上ゲインのオンパレードである。最後は、挙句の果てに、ジャイアンツで最も乗らせてはいけない選手の一人、ランニングバックのキャム・スカッタボー選手に左アウトサイドへのランを決められてジャイアンツがタッチダウンで先制してしまう!今最も見たくないタッチダウンセレブレーションの一つ、スキャッタボー選手のど派手なバク転が炸裂する。
ダラスのラン・ディフェンスは昨年からの補強で強化されたのでなかったのか?!一体どうなっているんだ、と苛立ちと不安が募る。開幕して1時間も経たないうちに、早くも今シーズンに対するカウボーイズファンの期待は萎んでしまうのだろうか。
その後、カウボーイズのオフェンスはまたもや停滞し、パントでジャイアンツにボールが渡る。ここでなんとかディフェンスは踏ん張り、再度カウボーイズの攻撃。フィールドゴールでいいから、とにかく得点してくれ、と祈るような気持ちで画面を凝視する。
その後、ピケンズ選手へのロングパスが不成功に終わるものの、ジャイアンツにパスインターフィアランスの反則があり、カウボーイズはファーストダウンを獲得して前進する。その後、ゴールライン手前のタイトエンドのジェイク・ファーガソン選手へのパスが阻まれたかのように見えたのも束の間、審判がフラッグを投げ、またもやジャイアンツのパスインターフィアランスとの判定が下される。この反則のコールは、ややジャイアンツに気の毒な気がしたが、同情している場合ではない。なんとか得点してくれと祈りながら画面を見ていると、プレスコット選手からラム選手へのタッチダウンパスが決まったではないか!カウボーイズの今シーズン初タッチダウンがプレスコット選手からラム選手へのパス、というのは縁起が良い気がする。素晴らしい、と昼休み中にカウボーイズのタッチダウンを見て気分が落ち着いたところでゲームパスを閉じ、残りは夜に見る事にした。

だがしかし。試合の続きを見る前に、ザ・アスレチック紙のアプリを間違って開いてしまい、結果が目に飛び込んでくる。結果はまさかの20対28での敗戦で、絶句する。これでは結局、ディフェンスは大して改善されていないように見えてしまうし、オフェンスも20得点だと及第点とは言えない。カウボーイズファンは、いきなり厳しすぎる現実を突きつけられた格好となった。
一方、ここ何年もカウボーイズ相手に苦戦を強いられてきたジャイアンツとジャイアンツファンにとっては歓喜したくなるような結果だったのではないだろうか。スキャッタボー・フリップ[1]を真似しようとしてニューヨークで怪我人が続出しないか、などと要らぬ心配をしてしまう。新ヘッドコーチのジョン・ハーボー効果、恐るべしである。いきなり初戦から結果を出すあたりは、さすが常勝ボルチモア・レイブンズを長年率いたヘッドコーチだけの事はある、と実感させられた。少なくとも試合序盤は、ジャイアンツのオフェンシブラインとディフェンシブラインが、カウボーイズを圧倒していたように感じられた。[2]
これで来週のワシントン・コマンダーズとの一戦が早くもマストウィンになってしまった。もし来週も負けてしまうと、カウボーイズは0勝2敗でレイブンズ、テキサンズ、バッカニアーズ、パッカーズとの対戦を迎える。ジャイアンツとコマンダーズに連敗するようなチームが勝てる相手は、この中には一つもないのではないだろうか?!しかもレイブンズとの試合はブラジルのマラカナン・スタジアムで行われる。二連敗した後にブラジルに移動するなんて、想像しただけでもゾッとするではないか。。。
という事で、カウボーイズファン達を奈落の底に突き落とし、早くも完全パニックモードに陥れるような、シビアすぎる2026年シーズンの開幕戦となってしまった。このまさかの大逆境から、チーム一丸となって闘志溢れる巻き返しを果たしてくれる事を期待しつつ、来週の試合を待ちたい。
[1]このように呼ばれているのかどうかは分からないが。
[2] シーズン開幕直前にカウボーイズは先発レフトガードのタイラー・スミス選手が手の親指の負傷で4週間~6週間欠場することが明らかになった。スミス選手の欠場も今日の試合に響いたように思う。
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